アールエスアセットマネジメント株式会社のビジネスモデルは?

こんにちは!

本日は、アールエスアセットマネジメント株式会社のビジネスモデルについてご紹介します。

皆さんはアールエスアセットマネジメント株式会社がどのようなビジネスを展開しているかご存知でしょうか?

こちらの企業では、主に再生可能エネルギーを活用したファンドのアセットマネジメントを行っています。

再生可能エネルギーを活用したファンドのアセットマネジメントを行う企業というのは他にも存在していますが、アールエスアセットマネジメント株式会社ではどのようなビジネスモデルを形成しているのでしょう?

そこで今回は、アールエスアセットマネジメント株式会社のビジネスモデルや実績についてご紹介していきます。

アールエスアセットマネジメント株式会社や再生エネルギー事業に興味を持っているという方は、ぜひ参考にしてみてください。


アールエスアセットマネジメント株式会社のビジネスモデルとは


アールエスアセットマネジメント株式会社は、主に再生可能エネルギーを使った事業を行っています。

2013年3月に設立され、本社は東京都港区赤坂に本社があります。

このアールエスアセットマネジメント株式会社は、ビジネスモデルとしてどのようなことに取り組んでいるのでしょうか?

まずはアールエスアセットマネジメント株式会社の概要や、ビジネスモデルについてご紹介していきます。

■アールエスアセットマネジメント株式会社の取り組みについて

アールエスアセットマネジメント株式会社では、「安全かつ安定した電力供給への貢献」を経営理念にして、それに沿った取り組みを行っています。

アールエスアセットマネジメント株式会社が設立された背景には、自然災害と大きな関係があります。

地震などの自然災害が多くある日本では、これまでも災害の大きさによって復旧までに長い時間がかかってきました。

様々な対策によって復旧までにかかる時間も少なくなってきましたが、東日本大震災が大きなきっかけとなり、安全な供給が重視される傾向に変わっていきました。

特に、この災害によって大きな影響を受けたのは原子力発電所で、地震の影響によってメルトダウンが起こり、電力供給ができなくなっただけでなく、被爆者まで出してしまうという事態が起こってしまいました。

電力は安くて安定した供給ができるというイメージでしたが、この災害をきっかけに安全性の重視がされるようになりました。

そこで重視されるようになってきたのが、太陽光発電などの再生可能エネルギーとなり、次世代の発電エネルギーとして注目されています。

再生可能エネルギーは、原子力発電に比べると安全性の高さや環境への配慮あるエネルギーとして発展途上にあります。

その再生可能エネルギーのさらなる普及を目指しているのが、アールエスアセットマネジメント株式会社となります。

■現在のビジネスモデルについて

アールエスアセットマネジメント株式会社では、現在このようなビジネスモデルを打ち立てています。

・アレンジメント事業

アレンジメント事業では、太陽光発電設備などの再生可能エネルギー分野においてのアレンジメント事業を行っています。

この事業において、経営理念と同じように「安全かつ安定した電力供給への貢献」に沿って、安定した電力供給実現のためのアレンジメントをしていきます。

・インベスメント事業

太陽光発電設備を備えている特別目的会社に対して、匿名組合出資を(TK出資)を行うのがインベスメント事業です。

非常にリスクの低い出資となり、これを受けた特別目的会社は運用資金を活用しながら、安定した収入確保が目指せます。

アールエスアセットマネジメント株式会社では、次世代の発展に向けたビジネスモデルから、さらなる日本の発展につなげていく取り組みを中心に行っています。

このようなビジネスモデルの確立により、地方再生やインフラ改革にも貢献できると考えています。


匿名組合出資を知らない人に


アールエスアセットマネジメント株式会社の事業内容にもあった、匿名組合出資とはどのようなものなのでしょうか?

続いては、匿名組合出資について詳しくご紹介していきます。

■匿名組合出資とは?

そもそも匿名組合出資とは投資に関連する言葉であり、「TK」と呼ばれることもあります。

組合という言葉が入っているため、団体のようなイメージを持たれるかもしれませんが、実際は団体ではなく投資の出資の際に交わされる契約の一種のことです。

匿名組合出資は事業者に対して出資を行い、その事業者が出した利益を分配する契約のことであり、匿名の集団による組合ではありません。

事業を経営できる立場と資金を提供できる立場が協力することで、利益の分配が匿名で行われ、これは個人でも法人でも行えるのが特徴です。

■メリットやデメリットについて

匿名組合出資によるメリットやデメリットについてご説明していきます。

【メリット】

・匿名でできること

匿名組合出資の名前の通り、出資を匿名で行えることが大きなメリットでしょう。

法人で他の事業に対して出資を行った場合、その情報は周囲に知られてしまうことがあり、これによってその法人がどのような取り組みに注目していて、何をバックアップしているかが発覚します。

また、誰もが知る有名企業になればマスコミからの反響もあり、情報はますます拡散されていくでしょう。

これが競合他社に知られてしまうと、競合他社が対策を立てて競合してくる可能性もあります。

しかし、匿名組合出資にすると企業名を伏せたまま周囲に知られずに出資ができて、事業への影響も出にくくなります。

・出資後はそのままで良い

匿名組合出資の場合、事業者に対して出資を行い、その事業者が出した利益を分配する契約であるため、出資したらそのままで利益が得られるのもメリットでしょう。

個人の投資となると、その内容によっては毎日状況を確認したり操作したりしなければなりません。

しかし、匿名組合出資の場合は基本的に出資を行った後は何もすることはなく、利益の分配を待つだけで良いです。

万が一トラブルが発生したとしても、金額以上に損失が出ることもないので、忙しくて作業できない方や知識がない初心者でもできるでしょう。

【デメリット】

・流動性が少ない

匿名組合出資の場合、その権利を第三者に譲ることができないため、出資先を決めたら途中で解約できないというデメリットがあります。

規定された期限に達するまでできないため、流動性が低いということです。

・出資先に指示できない

一般的な株などの投資は、経営者に対して何かしらの形で意見の提示ができますが、株主総会のような行事もないので、出資先に意見ができなくなります。

また出資した資金は事業者のものとなるため、そのお金がどこで何に使われているのかも介入できないということです。

これは匿名組合の良い部分でもあり、悪い部分でもあります。

出資先に意見してしまうと匿名性が崩れてしまい、出資者は無登録業者扱いになるだけでなく、貸金業法違反に問われる恐れがあるので気を付けましょう。

・元本割れの可能性がある

匿名組合出資は元本の保証がないため、利益が少なかった場合や出資先の倒産があった場合は元本が戻ってこない可能性があります。

これは全ての投資に共通しているため、匿名組合出資に限定されたことではありません。


アールエスアセットマネジメント株式会社のこれまでの実績


ここまでは、アールエスアセットマネジメント株式会社のビジネスモデルや匿名組合出資についてご紹介しました。

最後に、アールエスアセットマネジメント株式会社がこれまでに残した実績についてご紹介しましょう。

これまでの実績を知ることでより理解を深められるはずです。

■アールエスアセットマネジメント株式会社の概要と沿革

アールエスアセットマネジメント株式会社の実績を紹介する前に、概要と沿革について簡単にご紹介します。

2013年3月に設立されたアールエスアセットマネジメント株式会社は、東日本大震災をきっかけに電力供給に関する見直しをしなければいけないと考えるようになったことが設立の発端になりました。

これまでの電力供給よりも、質の高い電力の供給が課題になるとも考えました。

そこで取り組んだのが、再生可能エネルギーを活用した発電です。

その中でも太陽光発電を活用した安全性が高く、クリーンな電力供給を目指しています。

そして、このような電力供給を次世代につなげていくことも視野に入れています。


アールエスアセットマネジメント株式会社は、まだそこまで経歴が長い会社ではありませんが、沿革や実績を確認してみると大きな成長をしているということが分かります。

これから完工予定の案件もあるため、将来的にはさらに大きな会社へと成長することも期待できるでしょう。

再生可能エネルギーに関する期待は、さらに高まる可能性もあるので、その期待に応えられるような事業展開をしてくれるとアールエスアセットマネジメント株式会社に臨んでいる人も少なくありません。

さらなる成長が予想されるアールエスアセットマネジメント株式会社の動向をこれからもチェックしてみることをおすすめします。

投資会社の実態に迫る-元証券マンのブログ-

数多くの投資会社があるなか、元証券マンである私の目線から今注目すべき、投資会社の実態を調査していきます。また最近流行っている太陽光発電事業や仮想通貨関連の小話も一緒に出来ればと思います。