再エネ投資を始める前に投資の種類を知っておこう

投資には様々な方法があり、それぞれの種類ごとにメリットやデメリットがあります。

これから再エネ投資をしようと思っている人は、投資の種類と特徴を知っておくと比較検討しながら有利な投資先を考えられるでしょう。

再エネ投資を始める前に知っておきたい、投資の種類についてご紹介します。

■投資の対象となるもの

一般的に投資と言えば株式投資や不動産投資をイメージする人は多いでしょう。

最近では太陽光発電への投資を始めとした再エネ投資への注目度も高まっています。

基本的に、投資は投資対象により「金融投資」と「物的投資」の2つに分けられ、金融投資の具体的な投資先は株式・債券など、物的投資の投資先は不動産や金・銀・プラチナ、美術品などがメインとなります。

注目の投資先である太陽光などの再生可能エネルギーは物的投資のカテゴリーに分類され、企業だけでなく個人でも投資に参入できるようになっています。

投資の対象となるものは様々あるため、これから投資を始めるならしっかりと種類ごとの特徴とメリット・デメリット、投資価値などを把握しておくことが大切です。

■金融投資の種類ごとの特徴

2つに分けられる投資のうち「金融投資」に分類される投資について種類ごとの内容と特徴を確認してみましょう。

・株式投資

企業が発行する株券を売買して利益を得る投資スタイルで、売却益と配当金で利益を上げていきます。

変動する株価の動きを判断しながら、安い時に買い高い時に売れれば、差益が生まれることになります。

株価の変動が大きければリターンが大きくなるものの、その分リスクも大きくなっていきます。

しかし、投資の方法さえ間違わなければ投資額以上の損は基本的にしないという特徴を持っているのです。

短期的に積極的に利益を狙える投資スタイルと言えるでしょう。

・国債投資

個人投資家に向けて販売される国債は、発行元が国であり安全度が高い投資先です。

元本割れの心配も少なく、最低金利保証も付いているため、銀行預金よりも有利な利回りを期待する人が多く活用しています。

個人向け国債はリスクは大変低く、資産を安全に増やしたい人に向いています。

銀行預金と比較すれば利率が高いため、低リスクで運用した人におすすめできる投資先です。

・投資信託

国内だけでなく海外を含めた様々な金融商品の中から投資先が選べ、運用をプロに任せられる点が特徴と言えます。

どのような商品を組み入れるかにより様々な投資信託商品があり、多くの商品の中から自分に合った投資スタイルを選べます。

どの程度のリスクなら許容できるか、どのくらいのリターンを期待するかを考えながら投資のプロの運用で利益を出していきます。

手数料が必要なため、手元に残るお金が目減りしてしまう点をデメリットと感じる人もいるでしょう。

・FX

レバレッジをかけることで少ない資金を大きな資産に変えられる可能性があります。

ハイリスク・ハイリターンの投資方法なので、大きな損失を生む危険性も秘めています。

・仮想通貨

インターネット上で使える通貨である仮想通貨への投資で、数年で価値が大きく上がる可能性があるものの、逆に価値が大幅に下落するリスクも抱えています。

株式投資・国債投資・投資信託など金融商品への投資は、投資の目的とリスクを考えながら投資先を検討することが大切です。

一般的に金融投資ではリターンが大きければリスクも大きい点、価値がゼロになる可能性がある点などが特徴となります。

■物的投資の種類ごとの特徴

投資を分類した場合の2つ目となる「物的投資」について種類ごとの特徴をチェックしていきましょう。

・不動産投資

投資用の不動産を購入して運用する投資方法です。

アパートやマンションを購入して入居者を募り、家賃収入で利益を上げていきます。

金融投資の場合、株式や債券の価値がゼロになる可能性があるのに対して、不動産の価値はゼロになることはないと言って良いでしょう。

人気のエリアにある物件や、リノベーション物件など価値を高めて運用すると空室のリスクヘッジができ、安定して利益を上げやすくなります。

長期的に安定した収入が欲しい、将来の年金対策や不労所得が欲しい人、節税効果を期待して相続により生命保険の代わりに活用したい人などが不動産投資をスタートする事例も増えています。

・金・銀・プラチナへの投資

金・銀・プラチナも、金融商品のように価値がゼロになることはありません。

世界情勢により価値が増減し、世界的な情勢が不安な時には買いが発生して価値が上昇する傾向があります。

世界情勢が不安な時、非常事態が発生した時には現金や金融商品の価値は大きく下がる可能性があるので、金・銀・プラチナへの買いが入り価格が上昇するのです。

世界の情勢不安に備えて積み立てるスタイルの投資に向いています。

・美術品への投資

少し珍しい投資先として美術品が投資対象になるケースもあります。

価値のある美術品やアンティークなどは長い間に価値が上がる場合があるため、趣味と実益を兼ねて美術品への投資を行う人もいます。

・再生可能エネルギー投資

エネルギー問題が社会問題化する中で注目されている投資が再生可能エネルギー投資です。

エネルギーシステムに投資して、エネルギーを買い取ってもらうことで利益を出していきます。

金融商品でなはいものに投資する物的投資では、投資したものの価値がゼロになることがない点が特徴的です。

資産そのものを失うリスクが無い点、長期的な安定収入が得られる点は魅力的と言えるでしょう。

特に再生可能エネルギーへの投資は、エネルギー問題が社会の大きな関心となっている状況から、今後も注目が集まる投資だと考えられます。

そして、再生可能エネルギーには様々な種類があり投資価値も違うため、しっかりと種類ごとの違いを把握しておくと良いでしょう。

■再エネ投資の種類ごとの投資価値

再エネ投資では発電方法の違いから投資価値にも違いが生まれます。

それぞれの投資先ごとの投資価値を検証してみましょう。

・風力発電への投資

風の力で回る羽の回転エネルギーを使って発電する風力発電は、環境に優しくエネルギー源が無尽蔵にある点が特徴的です。

発電コストが安いというメリットがあるものの、風の強さに発電量が左右されます。

さらに最近は低周波公害の問題も指摘され、導入のハードルが上がっている点が気になる人も多いでしょう。

初期費用の回収には10年程度が必要で、機器類のメンテナンス等のリスクもあります。

それでも、平均的な利回りで10%、条件が良ければ年利20%程度が期待できるため、投資価値はあると考えて良いでしょう。

・太陽光発電への投資

再エネ投資の中でメインとなる太陽光発電は、安定した発電が可能な場所が確保できるかどうかにより、投資先としての魅力度が変わってきます。

年々、固定買取価格が下降傾向にある点が不安要素ではあるものの、初期コストも低下傾向にあることを考慮すると投資価値は高いでしょう。

・地熱発電への投資

地熱発電は日本国内では1966年から実用化された比較的歴史の長い発電システムで、地中の自然熱を活用しタービンを回すことで発電を行っています。

火の国とも呼ばれる日本は世界三大地熱大国であり、大陸プレートに囲まれた環境から地熱発電には可能性があると言えるでしょう。

しかし、実際には地熱発電所は国内20ヶ所程度に留まっており、現状としては導入ハードルが高いということが分かります。

・バイオマス発電への投資

廃棄対象である木材や廃油などの生物資源を活かして発電するバイオマス発電は、燃焼や発酵などの工程を経て電力を作っています。

燃料となる資源は安く手に入るものの、発電所のシステム建築にコストがかかる点が問題点として挙げられます。

しかし、多くの企業がバイオマス発電への投資に乗り出しており、投資価値が上昇する可能性は高いでしょう。

・水力発電への投資

巨大なダムを建設して発電するイメージが強い水力発電には、実は用水路に設置するような小型の発電システムもあり小水力発電は自然環境への影響が少ない発電方式として注目されています。

大規模な水力発電は発電効率が高いというメリットがあるものの、発電量そのものは小さい点がデメリットと言えるでしょう。

また、発電所の建設コストが高い点を考えても、投資先としては課題があります。

その点、小水力発電は既存の水流を活用するため流水さえあれば発電が可能な手軽さが魅力です。

■アールエスアセットマネジメントとは

再生可能エネルギーへの投資では、風力発電、太陽光発電、地熱発電、バイオマス発電、小水力発電など様々な発電システムによる電力エネルギーへの投資ができることが分かりました。

実は、ご紹介した再エネ投資を網羅して事業展開をする企業がアールエスアセットマネジメント株式会社です。

電力エネルギー事業を展開するアールエスアセットマネジメント株式会社とはどのような会社なのでしょうか?

・会社概要

東京都港区赤坂にて事業を行っており、設立は2013年3月、つまり東日本大震災の後に設立された会社です。

主な事業内容として太陽光設備等の再生可能エネルギーファンドに対するアレンジメント、インベストメントなどの事業を展開しています。

・会社設立の目的

低コストなクリーンエネルギーの提供を実現し継続していくことで、安全な電力供給を通じて日本におけるインフラ革命に貢献することを目的としています。

情報を収集しながら調べた結果、アールエスアセットマネジメント株式会社は、設立の目的がしっかりしており、幅広い再エネ投資の関連事業で実績を積んできた企業であり、信頼できる企業だということが分かりました。

再エネ投資を始める前に、様々な投資の種類を把握してメリット・デメリットを知っておくと、比較しながら投資先を検討できるようになります。

エネルギーの新しい時代を見据えながら、安全で安定した電力供給を支えるサポートができる再エネ投資は、これからの時代を真剣に考える人にこそおすすめです。

ぜひ、ファンドの事業内容を確認しながらアールエスアセットマネジメントのような信用できる運用管理会社を活用してください。


投資会社の実態に迫る-元証券マンのブログ-

数多くの投資会社があるなか、元証券マンである私の目線から今注目すべき、投資会社の実態を調査していきます。また最近流行っている太陽光発電事業や仮想通貨関連の小話も一緒に出来ればと思います。