こんにちは!
本日は、アールエスアセットマネジメントと再生可能エネルギー投資事業を行う競合他社の比較調査をしていきたいと思います。
皆さんは、「再生可能エネルギー投資」をご存知でしょうか?
再生可能エネルギー投資は、近年注目される資産運用方法の一つです。
太陽光発電や風力発電、バイオマス発電など、自然の力を利用して電気を生み出し、供給する仕組みとなっているため環境保全にも効果的となっています。
そんな再生可能エネルギー投資は、多くの企業が投資事業として提供しています。
中でもアールエスアセットマネジメントは実績豊富で信頼感のある企業として知られています。
ただ、他にもたくさんの再生可能エネルギー投資企業があるので、どんな違いがあるのか気になる方も多いでしょう。
今回はアールエスアセットマネジメントと同業他社を比較し、どのような違いがあるのか調査してみました。
再生可能エネルギー投資について興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
再生エネルギーに投資をするってどういうこと?
そもそも、再生エネルギーに投資するというのはどういうことなのでしょうか?
一見ただの環境保全のように見られますが、実際はきちんと資産運用につながる仕組みとなっています。
例えば、太陽光発電を例にご紹介していきましょう。
太陽光発電はパネルによって太陽光の熱を電気エネルギーに変換し蓄電器へと移すことができます。
住宅に導入する場合、昼間は太陽光発電を利用して電気を貯め、夜になったら昼間に貯めた電気を使うので通常支払わなくてはならない電気代を支払う必要がありません。
投資となった場合、発電パネルで作られた電気を電気会社に買い取ってもらうことができます。
現在は原子力発電がストップしている状況なので日本は電力不足に陥っており、再生可能エネルギーを通して日本の電力不足に貢献できるだけではなく、しっかりと利益ももらえるという投資方法になります。
アールエスアセットマネジメントの企業情報とこれまでの実績
そんな再生可能エネルギー投資を事業として展開しているアールエスアセットマネジメントはどのような企業なのでしょうか?
まずはアールエスアセットマネジメントの企業情報から、これまでの実績についてご紹介していきましょう。
アールエスアセットマネジメントの企業情報
アール・エス・アセットマネジメント株式会社は、2013年3月に設立された、東京都港区にある会社です。
現在の代表取締役社長は高村勇一氏が務めており、シンガポール法人で合弁会社の設立も行っています。
主な取引先の中には株式会社SBI証券や大和ハウス工業株式会社やオリックス株式会社、株式会社東芝、株式会社日立システムズなど、大手企業とも共同で事業を行っており、信頼感の高い企業だと言えるでしょう。
再生可能エネルギー事業を中心に展開していますが、最近では2018年7月に東南アジア新興国において再生可能エネルギープロジェクトを株式会社電通とYCP Holdings Limitedとの共同事業で、有限責任事業組合の設立が行われました。
今後も大手企業との共同事業が注目されています。
同業他社について比較検討してみた
アールエスアセットマネジメントでは、安全で安定した自然エネルギーによって電力供給ができるなど、再生可能エネルギー事業に関することを中心に行っていますが、他にも同じような事業を行っている企業がいくつかあります。
他の企業との違いなどを比較してみました。
備前グリーンエネルギー株式会社
備前グリーンエネルギー株式会社は、”Green,and more.-持続可能な社会に向けて-”というキャッチフレーズの通り、地域の特性を活かした自然エネルギーを生み出したり、省エネに関する取り組みを行っている企業です。
事業コンセプトとして、事業所のゼロエミッション化に向けた環境経営の提案や、環境エネルギー事業の展開、地域発のシンクタンクなどがあり、環境やエネルギーのコンサルタント業務から太陽光発電事業、バイオマス事業やカーボンオフセット事業など、主に環境エネルギーの地産地消をメイン事業としています。
エネルギー開発においての課題に対して、現状の視点や経験から問題の解決に向けての提案をしていき、現実を変えていくための取り組みを積極的に行っています。
メインのサービス内容を一部紹介します。
地域再生、活性化
地域が直面している課題に対しての調査や研究を行い、新たな地域づくりに貢献していきます。
再生可能エネルギーの事業化や地域エネルギーによる地域活性化、交通のグリーン化を行うための調査や分析なども行います。
再エネ
地域再生可能なエネルギーの分析や、新たに小水力発電やバイオマスなどの再生可能なエネルギーを導入すための計画の策定を行います。
ESCO事業
省エネに関するサービスの提供を行い、環境保全に貢献します。
設備更新計画や省エネ計算、設備導入や設備保守、点検なども一括して行います。
ZEBプランナー
ZEBとは、標準エネルギー使用量に対して、建物エネルギーの使用量が50%以下になるように設計された建物のことを言います。
ZEBプランナーはZEB関連の相談やプランニングなどの支援を行います。
調査、研究、計画策定
省エネや再生可能エネルギー事業などの経験を活かして学術研究や研究支援を行っています。
カーボンマネジメント
日本政府の地球温暖化対策計画において目標が掲げられたのですが、実際に専門的な知識がなければ難しい部分があります。
カーボンマネジメントでは、今までの省エネ事業を活かした知識や経験に基づいて省エネ能力を最大に引き出すための計画案の作成や取り組みなどを提供しています。
備前グリーンエネルギー株式会社では、事業実績の中に発表論文や平成21年度からの受賞歴などが記載されていて、活動内容それぞれの結果を知ることができます。
各項目の実績一覧からこれらの概要を知ることができますが、実際にどの背地場所でどれくらいの規模でエネルギーが出力できているのかなどの詳細を知ることができません。
アールエスアセットマネジメントでは、全国の設置場所を知ることができるだけでなく、合計設置容量や発電の種類ごとの容量を知ることもできます。
詳細を知ってから検討したいなら、アールエスアセットマネジメントの方が適しているでしょう。
株式会社エコスタイル
株式会社エコスタイルは、将来を担う子どもたちのためや地球や環境に貢献すると共に、地球に優しい生活が送れるようにするための企業となります。
東京と大阪に本社があり、家庭用と産業用の太陽光発電システムの販売やメンテナンス、施工などを行っています。
その他にも、産業用を中心とした太陽光発電システムの施工を自社で行い、メンテナンスや保証も全て引き受ける体制を取っているため、実績や保証の面でも充実しています。
メインサービスは下記の通りです。
太陽光事業
太陽光事業では、主に産業用を中心とした小規模設備から50kW以上の高圧システムに至るまで、様々な太陽光発電システムの施工が可能です。
実績は7,000件以上となり、社内に専属の施工部署を設けているため、設置物件の調査から最適な太陽光発電システムの設計、基礎工事や設備工事までを一括で行うことができます。
そのため、定期的に必要になってくるメンテナンスも5年単位で最長20年間行い、故障や問い合わせにもすぐに対応可能となります。
施工に関しても20年施工補償を行い、長期的なサポートが可能です。
ファンド事業
地域に貢献できる再生可能エネルギーファンドの組成や募集までを行うファンド事業では、手順に沿ってより良いファンドとなるように運用します。
太陽光発電ファンドは、お預かりした出資金を用いて太陽光発電システムを設置して、そのシステムにおいて発電したエネルギーを売却する事業への投資となり、返還金や分配金は太陽光発電の成果によって変動があります。
地熱発電事業
日本には全国的に火山の多い地域であり、そこに生まれる地熱は貴重な国産の資源となります。
地熱発電事業では、火山周辺の地下深部に存在しているマグマの地熱エネルギーを活用して発電を行います。
貴重な再生可能エネルギーとしても注目されています。
小水力発電
高いところから低いところに水が落ちる時、生まれるエネルギーを利用した水力発電は、年間通じて最も安定した発電方法となります。
水と装置だけで発電が可能で、その中でも最大出力が1,000kW以下のものは小水力発電と呼ばれています。
その名の通り規模の小さい水力発電であるため、ダムの建設などで自然界を壊すこともありません。
電力事業
電力事業では、エネルギーにまつわる問題を考えて解決に向かうために何をするべきかを考えています。
貯めておくことができない電気を安全に長期間安定して供給するためのシステムの構築や提供を同時に行っています。
自給自足プロジェクトとして、産業から生まれる未使用の資源を活用して、地域が潤う仕組みを形成していきます。
株式会社エコスタイルでは、それぞれの事業内容でどのようなことができるのか、どのような仕組みで運用することができるのかなど、実際の取り組みやその内容について詳しく記載があり、それぞれの発電方法でどれくらいの電力が見込めるかを知ることができますが、実際に設置して1年以上経過している太陽光発電の年間売電収入や発電量などの記載がなく、詳しく知りたい方には情報が足りない部分がありました。
発電量などはそれぞれの地域によっても異なる部分はありますが、この部分の情報が少ないと参考にできないこともあるでしょう。
再生エネルギーに投資をする際に気をつけるべきポイント
設備の導入コストが下がっている影響もあり、注目されている再生エネルギー投資ですが、参入するにあたり気を付けることがいくつかあるのでご紹介していきたいと思います。
20年以降も利益を得られるのか
再生エネルギー投資は太陽光や風力などを用いて発電された電気を電力会社に売却することで利益になります。
日本は固定価格買取制度により国が定めた一定額で売却されるので、安定した利益を見込めるでしょう。
ただ、売電期間は20年となっているので、期間終了後も利益を得られるかどうか考える必要があります。
また、固定価格買取制は法律に基づいて価格が設定されているので、改正されると価格が変動する可能性があるでしょう。
契約すれば家庭用なら10年間、産業用なら20年間は価格が変動しないようになっていますが、導入するタイミングによっては価格が下がっている時点での契約になるかもしれません。
再生可能エネルギー投資で利益を得られ続けることは可能なのか、また参入するタイミングにも注意して検討するようにしましょう。
売電期間終了後の土地利用について
再生エネルギーを用いた発電システムを設置するためには、設置するための土地が必要です。
すでに土地を持っていれば問題ありませんが、ない場合は土地の購入や賃貸が求められます。
土地によっては近隣に電線が走っていない場合もあり、その場合は電線を引かないと電力会社と契約できないので土地探しの際は注意してください。
土地付き再生エネルギー投資という選択肢があり、アールエスアセットマネジメントでは設置候補地の選定や用地交渉も行っているので安心して導入できるでしょう。
ただ、再生エネルギー投資を目的に土地を購入した場合、売電期間終了後の土地利用についても事前に考えておかなければなりません。
10年、20年後も売電ができればいいのですが、できない場合はシステム設備をどうするか、撤去する場合は新たに土地利用を考える必要が出てきます。
立地によっては上手く土地利用できない場合もあり、売却を選択してもそれなりにコストがかかることもあるので土地購入に関しても慎重な判断が求められると言えるでしょう。
再生エネルギー発電システムや土地の管理
再生エネルギー発電は基本的に自然の力を利用して発電していくので、発電はシステムを通じて自動で行われます。
しかし、システムは万能ではなく、時には不具合や故障することもあるでしょう。
問題なく稼働させるためには定期的なメンテナンスが必要ですが、それがしっかり行われるかどうかが利益にも大きく関わってきます。
アールエスアセットマネジメントは運用から管理・メンテナンスを委託することになるので、なかなか自分で管理できない人も安心して運用することが可能です。
ただ、どこまで管理されるのか、しっかり確認をしておくようにしましょう。
例えば、太陽光発電は山や人通りの少ない場所に設置される傾向があり、草が多い茂場所では伸びた草が日影になり、発電効率を下げる可能性があります。
また、人通りが少ないことから廃棄物の不法投棄や設備の金属盗難に遭うなどのトラブルもたまにあるようです。
このことからメンテナンスは設備のみなのか、監視体制は整っているのかなどしっかり相談しておきましょう。
どの再生エネルギー投資を選ぶか
再生エネルギーには色々な種類があり、どの発電方法を選ぶかによってもメリットとデメリットは異なります。
各再生エネルギーの特徴を理解した上で、自分にとって利益を見込める投資先を選ぶ必要があるでしょう。
では、各再生エネルギー投資の注意点を見ていきます。
太陽光発電
再生エネルギーの中でも代表的な太陽光発電は太陽の光をエネルギーに太陽パネルなどの設備で発電を行います。
太陽はどこでも出るので効率よく発電できる場所ですが、晴れ間が続く時間は地域や季節などで違うので、土地探しに注意が必要です。
年間の降水量が多い地域は太陽が出る時間や日数が少ないので充電効率が悪くなります。
また、太陽光発電の電気を売電するためには、系統連係という設備が必要で、電力会社によっては新しい系統連係を認めないこともあるので、売電に対応してくれる会社どうか契約前に確認が必要です。
風力発電
風力発電も以前から拡大を続ける発電方法になります。
自然の風で風車が回り、その力で発電される仕組みなので太陽光とは異なり24時間発電が可能ですが、安定した風量が必要です。
なので、風の状況が良い土地を探す必要がありますが、景観や環境への配慮、送電線が近くにあるかどうかなど、土地探しで苦労するでしょう。
他にも建築基準法を満たして設置しなければなりません。
水力発電
水の流れを利用して発電する水力発電は環境に優しく、水路や川などに設置することができます。
また、ダムなど人工的に水の流れをつくれる場所でも設置することが可能です。
環境にも良いことから国も推奨する発電方法ですが、太陽光や風力に比べて拡大しにくいことが難点でしょう。
設置するためにダムを作ろうと思っても、新しく作ることは容易なことではありません。
川の流れを利用して発電する自流式の場合は、複雑な水流の動きに合わせて水力発電システムを作る必要があるので、費用も高くなりがちでしょう。
また、発電効率は再生エネルギーの中でも高いものの、発電量自体は多くないのでイニシャルコストを回収できるかどうか不安な部分もあります。
地熱発電
地中にある熱エネルギーを用いて発電する地熱発電は、まだ日本では普及が進んでいません。
地熱エネルギー自体はどこにでもありますが、イニシャルコストが他の発電方法よりもかかりやすので、参入が難しいとされています。
また、投資をして十分な利益を確保できるかは、実際に掘らないと分からないでしょう。
出力も5kWと弱いデメリットがあるので、回収するには20年以上はかかる可能性があります。
ただ、半永久的に安定して発電できることは、他の発電方法にはない大きなメリットです。
バイオマス発電
木材や油などの生物資源を燃やして発電するバイオマス発電は、少しずつですが参入が広まっています。
火力発電と同じく熱で蒸気を発生させ、それを使って発電機を動かす仕組みなので24時間発電可能です。
デメリットは燃料の収集や管理のコスト、燃料を採取するために耕地や伐採が必要になるので、火力発電よりもコストがかかりやすいことから普及にはまだ時間がかかるでしょう。
リスクの予想も難しいので銀行の融資が下りない可能性も考えられます。
アールエスアセットマネジメントにしかない魅力
アールエスアセットマネジメントは「安全かつ安定した電力供給への貢献」を経営理念に、再生エネルギーでの電力供給を通じて日本のインフラの改革に関わってきました。
再生エネルギーの可能性を信じてファンドストラクチャーの構築や、再生エネルギー発電事業の普及を加速化させるTK出資といった事業を展開し、実績は日本全国各地に拡大しています。
環境に良いことはもちろん、投資価値にも期待できる再生エネルギーですが、投資する上で様々なリスクが伴います。
設置から管理・運用まで個人で全てできる人が数少ないでしょう。
アールエスアセットマネジメントは投資家の高リターンを考え、土地の選定や用地交渉、企画、運用とトータルでサポートしてくれるので、初期コストやイニシャルコストを抑えて効率よく運営できる仕組みとなっています。
また、外部の弁護士や会計士の助言や投資シミュレーションを行った上でファンドストラクチャーが構築されることや、資金運用やメンテナンス状況はタイムリーで確認できるようにレポートにまとめてもらえることも安心して投資できる理由でしょう。
再生エネルギー投資の参入には様々な注意点もありますが、まずはアールエスアセットマネジメントに相談することから始めてみると良いかもしれません。
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